冠詞について


HOLA TODOS!!
Cómo estaís?


今回はスペイン語の冠詞についてお話ししたいと思います。
そもそも冠詞ってなんだっけ?笑


冠詞は…英語で言うと、a, an, theにあたる言葉で、日本語ではほぼ使われないんですよね。使うとしても強調したいときだけとか。
だから、かなり使いこなせるようになるまで、苦労しました😅
今でも、言わなきゃいけないところでいい忘れたりします。


まぁでも間違えても、大体通じるのでそんなに気にしなくても大丈夫ですw


まず、スペイン語には女性名詞、男性名詞が存在することはもう知られているかと思いますが、冠詞もそれに合わせて変化します。


冠詞集

  1. un (ウン) 一つの
  2. una(ウナ)一つの(女性名詞に対して)
  3. unos(ウノス) いくつかの、数個の
  4. unas(ウナス )いくつかの
  5. el (エル)その(相手がすでに認知しているものの前につける)
  6. la (ラ)その 
  7. los (ロス)
  8. las (ラス)
  9. lo  (ロ) そのこと

ではいくつかの単語と組み合わせてみましょう。
1, un hombre (オンブレ)男性
    un boligrafo (ボリグラフォ)ペン
    un libro (リブロ)本
    un escritorio (エスクリトリオ)勉強机
2, una mujer (ムヘール)女性
    una copa (コパ) ワイングラス
    una gorra (ゴラ)キャップ
    una mesa (メサ) テーブル
3, unos hombres 
    unos boligrafos
    unos libros
    unos escritorios
4, unas mujeres
    unas copas
    unas gorras
    unas mesas


⚠️複数形の場合、名詞の後に”s”がつきます


わかりやすく、女性名詞はaで終わる単語、また男性名詞はoで終わるものを多めに選んでみましたが、もちろんそれ以外で終わる名詞も存在します😓
ただ、ある程度規則がありますので、少しずつ覚えていきましょう!


ではこれらの単語を使って、「ーがある」or「ーがいる」と言う文章を
作ってみましょう。


まず『ーがある、いる』と言う文章を作るには
動詞haberを使います。


haberの三人称単数形は、haとhay(アイ)があります。
今回は主語が存在しない非人称形hayを使います。


例: 
Hay una mesa en esta casa. (アイ ウナ メサ エン エスタ カサ)
「この家の中に一つの机があります」
Hay un boligrafo en esta mesa. (アイ ウン ボリグラフォ エン エスタ メサ)
「この机の上に一本のペンがあります」
Hay unos hombres en esta empresa. (アイ ウノス オンブレス エン エスタ エンプ
レサ)「この企業には男性が何人かいます」


Hay unas gorras en esta tienda. (アイ ウナス ゴラス エン エスタ ティエンダ)
「このお店にはいくつかのスポーツキャップがあります」


point: 
”en”「〜の上に」「〜の中に」
”este/a+名詞”「この〜」


では次に英語のtheにあたるel/la/los/lasを紹介いたします。



5, el hombre 
    el boligrafo 
    el libro 
    el escritorio 
6, la mujer 
    la copa 
    la gorra 
    la mesa 
7, los hombres 
    los boligrafos
    los libros
    los escritorios
8, las mujeres
    las copas
    las gorras
    las mesas
9, lo 


わかりやすく1,2,3,4,で紹介した名詞と同じものを使いました。


ではこれらの冠詞はいつ使うのかと言いますと、話手がすでに知っている特定のものに対して使います。


例えば、、、guillermoとivánが本屋に来ています📚
Guillermo: Sabes? Hay un libro muy popular!
(サベス?アイ ウン リブロ ケ  エス ムイ ポプラール)
Iván: Cómo se llama el libro?
(コモ セ ヤマ エル リブロ)
Guillermo: harry potter!
Iván: ahh ya lo sé!!!(アー ヤ ロ セ)


”sabes ?”は動詞saber「知っている」を二人称単数形に変化させたもの。
「知ってる?」と訳します。


"un libro muy popular"
”muy”はとても
”popular”は英語のpopularと同じで人気があると言う意味。
注意なのが、日本語や英語と違いスペイン語で形容詞は名詞の後ろにつけます!


なので、”Hay un libro muy popular!”は、とても人気がある本があるよ!となります。


ここでIvánが”cómo se llama el libro?”と聞きます。
以前に何度か出てきました動詞llamarseの三人称単数形で,
その本はなんと言う本?」と言う訳になります。


ここでなぜ冠詞elがついているかと言うと、
5、6、7、8の冠詞はすでに相手が話した事柄を話す時に使うので、
この場合、guillermoが前にすでに本のことについて言及しているため、elをつけます。


そして、guillermoがハリーポッターと言うと…Ivánが”ya lo sé!”と言います。


"ya"は「もう」「すでに」
”sé”は前にも出てきました動詞saberを一人称単数形に変化させたもの。
冠詞”lo”は「以前話していたそのこと」と訳せます。
この会話の場合、最初にguillermoが「人気のある本があることを知ってる?」
と聞いているので、lo=「(ハリーポッターが)その本が本屋にあること」


つまり、Ivánは、「(その本が本屋にあること)はもうすでに知ってるよ!」と言いたかったんですね。


慣れるまで少しわかりづらいと思うのですが、練習していきましょう!


では次回は最頻出の表現 ”Vamos a”について話していきます!

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