ser動詞について

HOLA TODOS!!



前回は、人称代名詞についてお話したので、今回は〜であるに当たるser動詞についてお話しいたします。



これができれば、人の名前や職業、性格について話すことができますね!



一人称から三人称複数まで順に紹介します。


「私はーである」 yo soy 
「君はーである」 tú eres 
「彼or彼女はーである」él o ella es ("o"はまたはの意味です)
「あなたはーである」usted es

「私たちはーである」nosotros o nosotras somos

「君たちはーである」vosotros o vosotras soís
「彼らor彼女らはーである」ellos o ellas son
「あなたたちはーである」ustedes son



気付いた方もいるかもしれませんが、三人称のello, ellaとustedの動詞の活用は
同じになります。複数形のellos, ellas とustedesも同様になりますので覚えておきましょう!



ではser動詞を使って例文を作ってみます!


Alejandro: Cómo te llamas? 
 (コモ テ ヤマス)

Haruka: Yo soy Haruka. Y tú?
(ヨ ソイ ハルカ. イ トゥ)

Alejandro: Soy Alejandro. De dónde eres?
(ソイ  アレハンドロ. デ ドンデ エレス

Haruka: Soy de Japón. De donde eres tú?
(ソイ デ ハポン. デ ドンデ エレス トゥ)

Alejandro: Soy de España.
(ソイ デ エスパーニャ)


point: 
・"Cómo te llamas"

cómoは「どのように」にあたる疑問詞です。
teは「あなたを」
llamasは「呼ぶ」と言う意味の動詞llamarを変換させたものです。


文章全体を直訳すると「君は君のことをどのように呼びますか」となり、

人の名前を聞く時に使う決まり表現になります。


・"Y tú"はYは「そして」 英語で言うところのandの意味。
そこにtúをつけて、君は?となります。


・出身地を聞く時に一番使われる"De dónde eres?"
De”はーから
”Donde”はどこにあたる疑問詞
なのであなたはどこの出身ですか?と言う意味になります。
英語のwhare are you fromに似ていますがfromの意味にあたる"de"は、
疑問詞の前につけるので注意が必要です。


・”Soy de Japón”,”Soy de España”
"Soy+de+国名"で私はどこどこ出身です。と言う意味になりますので、
Japónは、日本と言う意味です。


注意なのが”J”の発音です。
スペイン語で”J”はホタと呼ばれ、日本語のハヒフヘホに近い発音ですが、
喉に詰まったものを出すような感じで発音します😹
”Japón”はハポンとなります。ここでアクセントマークがoの上についていますので、oを強く発音すると覚えておきましょう!


・”España”はスペインと言う意味です。
発音で注意すべきなのが、"ñ"(エニェ)です。見たことのない蛇のようなせんが
nの上についていますが、
これはña(ニャ)、ñe(ニェ)、ñi(ニ)、ño(ニョ)、ñu(ニュ)と発音します。
日本語にもある発音なので比較的、簡単に発音ができるでしょう。



では練習問題を出します!


Joán:___1____. Cómo te llamas? 『初めまして。君の名前はなんですか』
皆さんの名前:___1___.  _2_ 名前. 3_ tú? 『初めまして。私はーです。君は?』
Joán: __2__ Jóan. De dónde _4_? 『僕はホセです。どちら出身ですか』
皆さん名前: _2_ de Japón. 『日本出身です』


下線に入る言葉を埋めてみましょう。








答え:1.Mucho gusto または Encantado/a  2. Soy  3.Y  4. eres

スペイン語の人称代名詞


HOLA TODOS!


今回はスペイン語の人称代名詞を紹介していきます。


  1. "yo"  私 これはスペインではローマ字読みでと発音します。南米では地域によってジョと発音するところがあります。
  2. "tú" 君 (トゥ) 
  3. "él" 彼 (エル) "ella" 彼女 (エヤ)または(エジャ)
  4. ”usted” あなた(ウステッ)←túよりも敬意がある呼び方
  5. "nosotros" 私たち (ノソトゥロス) ”nosotras”  私たち (ノソトゥラス)
  6. "vosotros" 君たち (ヴォソトゥロス)”vosotras”  君たち (ヴォソトゥラス)
  7. ”ellos" 彼ら(エイョス)または(エジョス)”ellas” 彼女ら(エイャス)または(エジャス)
  8. "ustedes" あなたたち (ウステデス)


point:


TúとUstedどちらを使えばいいの?と思われたかもしれませんが、
これはどこの国でスペイン語を話すかによります。
スペインの場合は”usted”は店員がお客さんを呼ぶ時(高級なレストランやホテルなど)、または相手が明らかに自分よりも年上の時に使うそうです。
しかし、最近は年齢に関係なく、友好的な”tú”を好んで使う人が多いですので、年配の方をtúと呼んだとしても悪く思う人はいないでしょう。


南米の方ではustedが使われます。
スペインでも昔は使われていたのでおそらく、スペインに統治されていた時代のスペイン語がそのまま南米の地に根付いて、今でも使われ続けているのではないでしょうか…。


二つ目のpoint…


5番目と6番目の
nosotros, nosotras
vosotros, vosotras


どちらも私たち、君たちという意味だがどう使い分けるのか?



まず
nosotrosは、その私たちと言うグループの中に一人でも男性がいる時。
nosotrasは、全員が女性の時に使います。
vosotrosとvosotrasの使い分けも同様です。


ではこの場合どちらになるでしょう?↓


三つ目のpoint…
スペイン語で英語のように毎回人称代名詞を言話なければいけないの?
かと言うとそんなことはありません。
感覚で言うと、日本語と同じで強調したいとき、または主語を言わないと聞き手が誰のことを話しているかわからない時だけ使います。



初めのうちは覚えるためにもわざわざ主語をつけてみてもいいと思います😉



じゃあ、実際どんな場面で使うのかと言いますと、、、


例えば:
Laura: Hola carlos! ¿Qué tal? 
こんにちは カルロス。 調子はどう?
Carlos: Hola Laura. Pues estoy fatal... ¿Cómo estas
こんにちは ラウラ。気分は最悪だよ。君はどう?


この場合は正直túをつけなくても良いですが、つけることによってより相手を配慮しているように聞こえます。


他の例で言うと、、、


laura: ¿al final vas a la playa con tus amigos?
結局友達とビーチに行くの?

carlos: ellos si que van. pero yo no voy...
彼らは行くよ。でも、僕は行かない。



madre: Quién ha comido mi chocolate? tú?! 
誰が私のチョコレートを食べたの?! あんた!?
niño: Yo no he comido!!
僕は食べてないよ!!


これらのシチュエーションでは主語を言って、より動作を強調していますね。


主語をつけるかつけないかと言う場面は、日本語とほとんど同じなので、
聴解ができるようになって、実際にスペイン語話者と話したり、映画を観たりすると
段々どんな場面で使うのか分かってくると思います。


今日はここまで!
Hoy acabamos aquí!


Hasta pronto!

独学のやり方

HOLA TODOS!


スペイン語をこれから独学する方に向けて、どこから始めればいいかなど、
勉強のし方を紹介していきたいと思います。


まず、日本人にとってスペイン語の何が簡単で、何が難しいのか?


簡単なところは、発音ですね。
聞いたことがあるかもしれませんが、スペイン語と日本語の母音は同じです。


スペイン語の母音は、a, e, i, o, uの五つ。
それもローマ字読みすればいいだけですので
日本人にとってかなり発音がしやすい言語です。


もちろん、日本語にはない発音も存在しますが、そこまで多くないので
覚えてしまえば問題ありません。


難しいところは、なんと言っても動詞です。



日本語と違いスペイン語は主語によって動詞の形を変えなければならず、
その形を覚えるのに一番苦労すると思います。
また日本語と比べると、多様な動詞を使い分けています。
ですので、話せなくても理解できるようにしておく必要がありますね。


  
そこでお勧めする勉強法は、


なるべく多くの動詞を覚えることです。
ただ闇雲に覚えるのではなく、主語が一人称と二人称の時の動詞の活用法だけを
まず覚えます。


例えば、動詞irの場合だとyo voy, tu vasだけということですね。
ある程度、規則性がありますので慣れてきたら、少しずつ三人称、そして一人称複数形、、、と覚えていけば良いと思います。


次に難しいところを挙げるとすると、スペイン語には女性名詞と男性名詞が存在するところです。


それによって、冠詞または形容詞を変化させなければならない。
これもある程度、規則性があります。もちろん不規則な場合もありますが…
それは覚えるしかないですね😅


ざっと挙げるとこんな感じですが、正直ラテン語圏の他の言語より比較的簡単な言語ですので、スペイン語を土台にして他のラテン語圏の言語を学ぶ方も少なくないです。


まとめると、
一つの外国語を学ぶ上で重要なのはやはり記憶することですね💦
その地に留学できればそれが一番ですが、自分の国から遠い言語ともなるとそれも
難しいですので、とにかく毎日少しでも継続して、思い出そうとすることが大事です。
またはその言語で映画やドラマを見たりして楽しみながら、
生活に取り入れるのが一番だと思います。


またスペイン語の場合、地域により発音も単語も違いますので、どこのスペイン語を学びたいか決めるのも良いかと思います。
私は最初ペルーに在住されている方のブログを見て単語を覚え、一人スペイン語芝居などをしていました。スペインへ留学をした際、その時まで覚えた単語との差異に初め、少し戸惑ったので、注意が必要です😅
もちろんある程度理解できるレベルに達すれば、他の国のスペイン語が全く理解できないと言うわけではありません。


日本でネイティブと言語を練習したい人に、hellotalkという言語交換アプリが
お勧めです。
意外に思われるかもしれませんが、スペインでは最近日本のアニメと日本食が大人気で、日本語を勉強している人も少なくないです!



次回は、スペイン語の人称代名詞を紹介したいと思います。


ADIÓS🤙